2014年11月9日日曜日

仮植

挿し芽をして根出しができたら、次は仮植です。

 挿し芽をして30日程度で、挿し穂から出た根がプラグトレーの中に回るようになるので、
ビニールハウスの土に仮植します。
 目安として2月の下旬頃からといったところです。

 必要となる物は以下のとおり
・肥料 千代田化成P550等の早めに効く肥料
・田引紐
・仮植床に掛ける足場
・穴あけ器
・苗置き台
・挿芽・根出しをした苗

 仮植床には予め肥料を撒き、トラクター等で土と良く混和しておきます。
田引き紐等で仮植の範囲を決めます。

 仮植床があまり乾いていると苗を差し込む穴を開けた時に崩れてしまうため、
必要に応じて水を撒くなどして水分調整をしておきます。
 仮植の直前に散水すると穴開け器に付きやすくなるので、
散水後は水が土と馴染んでから仮植を始めると良いでしょう。

 仮植床に足場を渡し、この上に乗って作業をします。
上図のような配置で作業を進めます。

 仮植の前にプラグトレーの苗に水やりをしておきます。

 穴開け器で仮植床に穴を開け、苗をプラグトレーから引き抜き穴に差し込みます。
 図では6cm間隔で4通りを1度に穴を開けていますが、
このくらい仮植したら次に仮植する分くらい足場を移動し、
また穴を開け仮植を繰り返していきます。
 (背中側へ移動していくようになります)

(動画は上の図と反対方向に進んでいます)

 半日くらいの作業を目安にタップリと潅水します。

 夕方、日が落ちるまでにトンネルを掛けます。
 被覆材はノーポリ1枚+ハイマット2枚 が目安です。

 以後の管理は、株伏せ後と同様に行い、
トンネルの開け閉め、ハウス内の温度管理、防除、潅水
といった内容を管理します。
 ※ 11月1日のブログを参照してください。

2014年11月6日木曜日

挿し芽とその後の管理

挿し芽箱の準備
プラグトレーにメトロミックスを平らに入れます。
(塊が大きい時は潰すか、フルイにかけると良いでしょう)
このプラグトレーを板の上等で、1~2cmの高さからトントンと落とし、
穴の中に詰め込みます。
(周辺の方は入り方が少なくなるため、なるべく平均的に入れるよう
少し振動を加えて詰め込みます)
更に 空いたところにメトロミックスを入れ、表面を平らにならします



挿し芽
メトロミックスを詰めたプラグトレーに、調整した穂を挿していきます。
差し込む深さは2cmくらいを目安にすると良いでしょう。


挿し芽をしたプラグトレーは、ビニールハウス内に、
下に防草シート又はラブシートを敷き、
イボ支柱を置いて、その上に並べます。

こうすることで、発根し伸びた根が土の中に入り込んでいくのを防ぎます。
※ 根は土の中では伸びますが、空気に触れると伸びる勢いが弱まるため、
プラグトレーの下に空間を作ります。
また、根が下に伸びたとしても防草シートで土の中に入り込まないようにしています。

挿し芽をしたら早めに潅水します。
量の目安としては、プラグトレーの底の穴から水が出るくらいです。
メトロミックスは軽く流れやすいため、水を置くように散水し
染みこんだら追加で散水するようにした方が良いでしょう。

挿し芽は1月下旬の寒い時期から始めるため、
苗が凍らないようトンネルを掛けて保温します。
今年のトンネルの被覆は内側から、
ノーポリ,保温シート,ハイマット2枚 でやり過ごしました。

保温シートはホットカーペット等の下に敷く、
アルミ蒸着フィルムと発泡ポリエチレンでできた、やや厚めの物です。
上記の被覆構成で、外気温-13.5℃の時に
トンネル内の最低温度は-2.7℃くらいでした。
一時的に-2~3℃くらいになるのであれば、ギリギリで凍らないようです。

発根しない状態で凍ると枯れてしまうようですので、凍らないように管理します。