さて、昨日に引き続き私の仕事である菊生産についてです。
菊の生産者の仕事はどんなことをしているのかということで、
育苗から出荷までの主な流れを説明します
1. 収穫後に残った株を掘り起し、根や茎の余分なところを取り去り、
ビニールハウスの中の土に伏せ込んでいく。
2. この株を冬の間、温度・水分等に注意して管理しておくと
株から芽が伸びてくる。
3. この芽を摘み取り、調整し、培土に挿しておくと根が生えてくる。
4. この発根した苗を仮植する。
5. 仮植した苗の芯を摘む(ピンチする)と、
茎と葉の付け根の間からワキ芽が出てくる。
(更に増殖する場合は、2. と5. から出る穂を採り、3.~5.を繰り返す)
6-1. この脇芽を伸ばし適度な長さになったところで、苗を堀上げ
6-2. 定植する。
潅水,脇芽の除去,病害虫防除 等の管理をする
7-1 出荷までには1mを超える草丈にする。
7-2. 適当な咲き前となったところで収穫する。
8. 病害虫による不具合等の選別をし、10本の束にした後、
10束100本を標準にして箱詰めする。
9. JA等へ出荷する
そして、下の図が私の大まかな1年間の作業スケジュールとなります。
12月~1月もビニールハウス内の温度管理等あるので、結局1年中何かしら作業しているんですよね。
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