小学校の体育館前のスペースでは、地区の役員さんたちが出店を出し、
団子や そばや おでん 等を大奉仕価格で売っていました。
千円もあれば、全部のテントを回って食べ歩きできてしまいます
体育館の中では作品の展示や、ステージで日頃の活動の披露をしたりしていました。
さて、先日の続きです。
株伏せが終わったら防除です。
殺菌剤はエムダイファー,殺虫剤はジェイエース(オルトラン)あたりを、たっぷりめに散布します。
以後、1週間毎を目安として薬剤散布します。
・殺菌剤は 硫黄剤(冬季はフロアブルが凍ることがあるため、
エムダイファー,ジマンダイセン水和剤 等)でOK
・殺虫剤は アブラムシ,アザミウマに適用のある物を、適宜ローテーションで使用。
・殺ダニ剤は 月に2回ほど、内1回はテデオン水和剤が良いかと思います。
(テデオンはメスのダニに掛かると、生まれた卵が孵化しないという作用があるそうです。
また、使用回数の制限がないので使いやすいと思います。)
あとはビニールハウス内の温度管理と水やり(潅水)です。
ハウス内の温度は25℃以上にならないようにし、暖かめに管理します。
トンネルの被覆材の開け閉めは、日が昇ってハウス内が少し暖かくなってから開けます。
ただし夜間の温度が低く トンネル内が凍っている場合は、
トンネル内の温度が上がって十分に溶けてから被覆材を開けないと、
急激な温度変化で時間とともに萎れ、枯れてしまいます。
逆に、根さえ張っていれば、夜間に凍ったとしても ゆっくりと溶かしてやれば、
大抵は問題なく復活します。
ビニールハウスやトンネルを閉めるときは、
日が沈む前のハウス内の温度が温かい内に行います。
潅水は薬剤散布の前日を目安に1周間に1回くらい行い、
乾くようであれば適宜潅水するといった感じです。
ただし、株伏せ後 芽が吹き出すまでは土をやや湿り気味に保ちます。
写真は株伏せ後 1ヶ月位の様子です。
あまり頻繁に水やりをすると土の中で酸素欠乏が起こり、株が腐って枯れてしまいます。
植物体が元気な時に薬剤散布を行った方が薬害は出にくいことや、
薬剤散布後に潅水し農薬を洗い流したのでは、農薬の効果が下がってしまう
ということを考えると、薬剤散布の前日に潅水するのが理想的と考えます。
定植用の挿し芽が終わる春先まで、以上のように管理します。
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