2014年11月6日木曜日

挿し芽とその後の管理

挿し芽箱の準備
プラグトレーにメトロミックスを平らに入れます。
(塊が大きい時は潰すか、フルイにかけると良いでしょう)
このプラグトレーを板の上等で、1~2cmの高さからトントンと落とし、
穴の中に詰め込みます。
(周辺の方は入り方が少なくなるため、なるべく平均的に入れるよう
少し振動を加えて詰め込みます)
更に 空いたところにメトロミックスを入れ、表面を平らにならします



挿し芽
メトロミックスを詰めたプラグトレーに、調整した穂を挿していきます。
差し込む深さは2cmくらいを目安にすると良いでしょう。


挿し芽をしたプラグトレーは、ビニールハウス内に、
下に防草シート又はラブシートを敷き、
イボ支柱を置いて、その上に並べます。

こうすることで、発根し伸びた根が土の中に入り込んでいくのを防ぎます。
※ 根は土の中では伸びますが、空気に触れると伸びる勢いが弱まるため、
プラグトレーの下に空間を作ります。
また、根が下に伸びたとしても防草シートで土の中に入り込まないようにしています。

挿し芽をしたら早めに潅水します。
量の目安としては、プラグトレーの底の穴から水が出るくらいです。
メトロミックスは軽く流れやすいため、水を置くように散水し
染みこんだら追加で散水するようにした方が良いでしょう。

挿し芽は1月下旬の寒い時期から始めるため、
苗が凍らないようトンネルを掛けて保温します。
今年のトンネルの被覆は内側から、
ノーポリ,保温シート,ハイマット2枚 でやり過ごしました。

保温シートはホットカーペット等の下に敷く、
アルミ蒸着フィルムと発泡ポリエチレンでできた、やや厚めの物です。
上記の被覆構成で、外気温-13.5℃の時に
トンネル内の最低温度は-2.7℃くらいでした。
一時的に-2~3℃くらいになるのであれば、ギリギリで凍らないようです。

発根しない状態で凍ると枯れてしまうようですので、凍らないように管理します。

0 件のコメント:

コメントを投稿