2015年2月15日日曜日

菊栽培の経営モデル 3 構成


こんにちは。

 1年間の作業日程については1月29日のブログにアップしましたが、
ここにもう少し具体的な値を盛り込んでいきたいと思います。

圃場の参考図については前々回の1月29日分と同様です。

出荷予定としては




といったデータを作成し、全体の数字を決めます。

 育苗の計画は
Excelで作成した以下のような計算シートに必要な値を入力すれば、
作業の日程と数量が計算できるようにしています。










 表の太線の枠で囲まれた黄色のセルに必要な値を入力すると、
細線の枠で囲まれたセルに計算結果が表示されます。
 とりあえず10品種までは計算できるようにしてあり、
1品種1シートで表示するようにしています。

 ここまでデータが作成できれば、
あとは計算した日程と数量とをなぞって作業を進めるだけです。

 出荷体系については、一人で全ての作業をこなすことを前提に、
昨年の反省を盛り込み作成していますが、実際にやっていく中で
自分がやりやすい体系を作り上げていけば良いと考えます。

 上で上げた出荷予定では出荷の谷間で脇芽の除去を行うよう想定しています。

 8月7日~9日の出荷分が約30ケース、
9月13日~15日の出荷分が27ケースと
出荷量の山を大きくとっているので、
この期間さえ採花量が確保できればこなせると思います。

 実際昨年の実績で1束:1.8ケース分を20分で採花しています。
よって、5束を1サイクルの単位と考え、
水分補給や運搬の時間をプラスして、
1サイクル、9ケース分が2時間となります。

 30ケースを採花するのに6.7時間⇒7時間
朝、明るくなり始めから採花を始めることができれば、
概ね午前中に採花することができるかと考えます。

 この期間 3~4日は少々ハードですが。

 ハードな期間繋がりでもう一つ、
4月の定植苗の挿し芽、この日程が結構タイトになるので ここは頑張りましょう。

その他は、それほど「しんどい」というところは少ないと思います。

 特に重要な日程としては、上記データの予定において
2月16日~ 3月6日の仮植からピンチは
日程を遅らせないように気を付けてください。
 この日程が遅れると側枝の長さが十分に取れず、
挿し穂の数量が確保できなくなります。

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