2015年2月10日火曜日

菊栽培の経営モデル 2 経費



こんにちは。

前回の続きで、菊栽培にかかる経費について少し触れたいと思います。
 
確定申告の損益計算書から経費の項目を拾い上げてみると以下のようになります。

租税公課 15,000
種苗費 新規栽培品種がなければ0
肥料費 200,000
農具費 特に購入するものがなければ0
農薬衛生費 600,000円くらい
諸材料費 33,000(生分解性マルチ)
修繕費 修繕するものがなければ0
動力光熱費 20万くらい
作業用衣料費 必要な分
農業共済掛金 50,000
原価償却費 農機具等の購入金額により異なる
荷造運賃手数料 箱代900ケース×200円=180,000
雇人費 いなければ0
地代・賃借料 全て自前であれば0
雑費
(追加項目として)
研修費
事務通信費

 上記を合計し概ね130万円くらいが
毎年の経費の最低ラインといったところでしょうか。
 実際にはもっと細かい金額が乗ってくるとは思いますので、
経費の金額は大きくなると思います。

又、青色申告をしている場合は、
確定申告の際に以下の特別控除を受けることができます。

専従者給与
青色申告特別控除 65万円,10万円
(詳しくは国税庁のHP等を参考にしてください。)

 これらを収入金額から差し引いた金額が所得金額となります。

 これらはあくまでも目安ですので、
確定申告の際はJAの研修会等で講習を受けたり、
税務署に確認するなどしてください。

 上記は毎年の費用の一例を挙げているため、
菊栽培を始めるにあたり必要となる、
農機具や農具等の準備にかかる金額は別途必要となります。

0 件のコメント:

コメントを投稿